SIMカード購入時に確認すべきこと

2017.11.15 | SIMカード

日本テラサットのネットワーク型GNSSデータサービスをお使いのお客様の多くは、事務所の中でというよりも屋外でサービスをご利用頂いていると思いますが、今回のページは、屋外でのインターネット利用に必須とも言える、SIMカード購入時に確認すべきこと、についてお話しします。
特に『安いSIMカードでVRS出来るかー?』といった場合には、今回のページが役に立つかもしれません。

インターネット回線を利用するために使用するモバイルルータや、スマートフォン(ガラケーにも)には、SIMカードが挿入されています。
SIMカードのSIMとは『Subscriber Identity Module』の頭文字を取ったもので、『加入者・購入者の身元を明確にするもの』という意味です。
そのSIMカードをソフトバンクなどの通信会社から購入し、スマホやモバイルルータ等に挿入しておくことで、インターネットの通信が出来るようになります。
それは、スマホやモバイルルータが、SIMカードに記録されている購入者情報等を取り出して通信事業者に送り、インターネットの使用許可を得てくれたおかげです。

そのようなSIMカードの購入を検討されているお客様から『どの程度(速度?料金?など)のSIMカードを用意すればいいの?』と、ご質問を受けることがあります。
回答としてはこんな感じです。

■スマホやモバイルルータを検討中の方には:

安いものでも一応大丈夫だと思います。もし、使い過ぎで通信制限(128kbps)がかかったとしても、止められてしまわないのなら大丈夫だと思います。

■RTK-VRS観測用コントローラに対するSIMを検討中の方には:

安いものでも一応大丈夫だと思います。もし、使い過ぎで通信制限(128kbps)がかかったとしても、止められてしまわないのなら大丈夫だと思います。

但し、そのコントローラで使用出来るかどうかは必ず確認してください。

 

共通して『安いものでも』、『通信制限がかかっても』 とお答えしているのは、ネットワーク型GNSSデータサービスで配信している補正データの容量が非常に小さいからです

Webサイトの『技術情報』-『会員様へ提供するGNSS補正データについて』-『リアルタイム配信データのフォーマットの種類』に掲載していますが、1秒1エポック当たりのデータサイズはせいぜい300バイト程度。

まず、これをkbpsに換算してみます。
300 バイト/秒 × 8 ビット/バイト = 2400 ビット/秒 = 2.4k ビット/秒 つまり、
2.4kbps ← 128kbpsに比べて非常に小さい

次に、1日8時間で1ヶ月で20日間使用するとして計算してみます。
20 日 × 8 時間/日 × 60 分/時間 × 60 秒/分 × 300 バイト/秒 = 172,800,000 バイト
≒ 0.17 ギガバイト

 

コントローラ用にSIMカードの購入を検討するうえで注意をしないといけないことは、『使用可能なSIMカードは何なのか?』です。

まず、形状的に使用可能なSIMカードは、
① 標準SIM、② microSIM、③ nanoSIM  どれですか?

次に、通信機器として対応可能なキャリア(電気通信サービス提供事業者)は、
① docomo系、② ソフトバンク系、③ au系 どれですか?

最後に、コントローラが対応している周波数帯は、そのSIMカードのキャリア(電気通信サービス提供事業者)で対応していますか?

上記のように、正直なところ非常に難しい話になります。ここまできて本当に無責任な話で恐縮ですが、コントローラーの購入先から動作実績のあるSIMカードの情報を得たうえで、その中で『安めのもの』を検討されてはいかがでしょうか。

今回は、SIMカード購入時に確認すべきことについて少しだけお話しをしました。