会員様へ提供するGNSS補正データについて

technicalinfo

補正データ配信サービスの種類

リアルタイム配信は、VRS方式とMulti Station方式の2種類で配信サービスを行っています。両方式とも同一の地殻変動方式を利用しておりますので、同じ測位結果を得ることができます。

  • VRS方式

    全国の衛星捕捉状態の良い電子基準点を使用して補正データを生成します。
    会員利用者様から送られてきた仮想点位置に、RTKの基地局を設置しているかのような補正データを生成し配信します。

  • Multi Station方式

    離島などのVRSのネットワークが利用できない場所や、電離層の暴れ等により観測データの推定が困難な場合に、近くの電子基準点の観測データから補正データを生成し配信します。
    (注)VRS方式と同様の地殻変動処理を行いますので、電子基準点成果と異なる基地局座標が配信されます。

リアルタイム配信データのフォーマットの種類

GNSS受信機のメーカー・型式を固定としないよう、複数のフォーマットでの配信サービスを行っています。

フォーマット 対応マウントポイント名
(配信システムにおける接続先)
対象衛星 1エポックのデータサイズ ※1
VRS 方式 Multi Station 方式
RTCM2.3 VRS_RTCM23 RTK_RTCM23 GPS 500 バイト
RTCM3.1 VRS_RTCM3(GNSS) RTK_RTCM3(GNSS) GPS, GLONASS 210 バイト
RTCM3.2 VRS_RTCM32(GNSS) RTK_RTCM32(GNSS) GPS, GLONASS, QZSS 215 バイト
CMRx VRS_CMRx(GNSS) RTK_CMRx(GNSS) GPS, GLONASS, QZSS 130 バイト
CMR+ VRS_CMR_Plus(GNSS) RTK_CMR_Plus(GNSS) GPS, GLONASS 200 バイト
CMR VRS_CMR RTK_CMR GPS 200 バイト

※1エポックのデータサイズ
ここでは、11衛星の捕捉状況で、8エポックごとに位置とアンテナ情報を送信すると仮定した場合に必要となる、1エポック(1秒)あたりの平均データサイズを表します。
また上記のようにフォーマットの「CMRx」は、他フォーマットと比較してもデータ圧縮率が高いため、効率的にデータ通信が行えます。そのため「CMRx」がご利用可能な受信機の場合には「CMRx」のご利用を推奨します。

インターネット上でマウントポイント一覧を取得したところ

インターネット上でマウントポイント一覧を取得したところ

補正データの配信エリア

2016年6月現在、下の日本地図を囲む赤エリア 及び 青エリア に対して、リアルタイム配信を行うことが可能です。
赤エリアは「QZSS」及び「GPS L5信号」がご利用できますが、青エリアはそれらがご利用できません。
尚、VRS方式が不調の場合にはMulti Station方式をお試し下さい。
より詳細に配信エリアの確認が必要な場合には、ページ上段にあります「お問い合わせ」から位置情報をお知らせ下さい。個別に対応させて頂きます。

補正データの配信エリア(2014/09)